日本百観音霊場 秩父札所十三番

慈眼寺

縁起

​ 太古の昔、大和武尊が東国征伐の折、当所に御旗を建てさせたことにより、当山は「旗の下」と言います。

 当寺草創以前よりこの地は佛様の意に叶う霊地でありました。月白く風清き夕は必ず紫雲が下がり、雅の音声満ち、天より曼陀羅花を降らし瑠璃摩尼等の瓔珞が輝き、笛や琵琶・太古法螺の声澄み渡っていました。

​ 諸々の菩薩がそれを歌詠讃歎したので人々は壇の下ともいいました。ある時、音楽響き渡り妙なる音が清らかに聞こえてきました。夜が明けてみると観音様がその尊容巍然と岩の上に座していました。里人皆たいそう感激し、永くこの地に止まって衆生済度たまわらんと強く願いました。

 信心の郷民は​土木を運び、富有る居士は財宝投げ打って力を合わせたので、観音堂はたちまちに完成しました。

御詠歌

み手にもつ はちすのははき のこりなく 浮世の塵を はけの下寺

 この歌の意は、観音様の御手に持ちたもう未敷蓮華を、一切衆生の罪障の塵芥を掃除する箒であると詠じ、当山の俗称が「ハケノ下」と云うのにあわせて世の人を詠じたものです。

 未敷蓮華をお持ちになっているのは、衆生の心の中にある未だ開いていない妙法蓮華のつぼみを必ず開かせましょうと云う観音様の誓願を表しています。

 この観音様を常に念じ、恭しく礼拝する人々には、浮世の塵を残すことなく掃き捨てて、無垢清浄の光が現ずること疑いありません。

本尊

聖観音菩薩

 慈眼寺は文明18年(1486年)秩父市宮地の曹洞宗広見寺二世東雄朔法大和尚により開創されました。 御本尊は行基作といわれる聖観音菩薩です。 

 現在、薬師堂が改修作業中のため、目の仏様の薬師瑠璃光如来も本堂にお祀りさせていただいております。

 また境内には本堂の他に経蔵があり、その中には輪蔵形式の経庫があります。心柱の上に六角灯篭型の経蔵を置いて回転できる様になっていて、一切経一六三〇巻が納めてあります。礼拝しながら三回、回転させると一切経を読誦したご功徳があるといいます。

​ この経蔵には、入って正面左側に聖観世音菩薩坐像、正面右側には阿弥陀如来立像、側面に秩父札所を創建したと云う十三権者像が祀られています。

2万人の人出があり、
100を超す露店が並ぶ縁日「あめ薬師」

 年間を通じて多くの参拝者を迎える慈眼寺の最大の行事は、毎年7月8日に行われる「あめ薬師縁日」です。
 あめ薬師は、秩父に夏の訪れを告げる縁日であり、関東を代表する縁日としても多方面で紹介されています。

 「あめ薬師」の縁日では、大祈願法会を修行します。緑内障や白内障、近眼、老眼といった肉体の眼に悩みを抱える人が、多く参拝します。

 しかし願いごとは、肉体の眼だけではありません。心の眼が整うことを願う人も多く、さらに企業の芽、事業の芽が開くよう願い祈る人もたくさんお参りしています。

所在地

〒368-0042

埼玉県秩父市東町26-7

お問い合わせ/相談

​電話:0494-23-6813

​※お電話の受付は午前9時〜午後5時(年中無休)です。

​ファックス:0494-25-1268

​メール:rurikobyo@gmail.com

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